セクマイの出会い セクだけで決められない

よく言われること。

 

”同じセクから恋人を探したい”

 

本当そう。

好きになった人が同じセクならこれほど幸せなことはない。

レズの人は、ノンケはもってのほか

バイやぱんセクも嫌って人もいる。

しかし、それってすごいことですよね。

無理よ。それこそ奇跡よ。

ってことで私の思うところを書きます。

 

 

そもそもなぜ同じセクがいいのか

言うまでもなく、傷つけられないから。

まずノンケとの恋は叶いにくい。

そしてバイの人は年頃になると男を選ぶ可能性がある。

色々な傷つけられ方をする可能性を少しでも減らしたいということから、皆同じセクの人を探す。

 

では、同じセクなら傷つかないのか

傷つきますよね。昔は私も同じセクの人を探していたけど

周りのカップルの別れ具合を見て、がっかりしました。

同じセクでも別に長く付き合えるわけではないんだ。

別れるってことはどちらかかもしくは両方とも多少なりとも傷ついてますよね。

 

 

同じセクの好きな人と出会える確率を考える

冷静に考えて見たら多くの人は男女で恋愛しています。

その男女でさえも、人生で本当に好きな人と出会えるのは3人とか聞いたことがあります。

ノンケの友達は合コンで出会えるのは100回に一人とまで言っていました。

っていうくらい、本当に好きな人に出会えるのって少ないわけです。

男女の場合、マイノリティではありませんから

例えばとある女性が相手を探してるとして

「よし、異性愛者の男性を探すぞ!」

とかわざわざ思ったりはしません。

その時点で、出会える確率はどのセクよりも多くなるわけです。

そら、たまたま好きになったらバイだったとかゲイだったとかはあるかもしれないけど、

人数的には少ない確率ですよね。

それでもほぼ出会えない現実。

 

じゃあ逆にレズの人が恋人を探すとして

相手が女性であること以外に

「セクがレズである女性を探そう!」

ってなるじゃないですか。

なおかつ好きになれる人ですよね。

いるかよ。

とはいえ、見つけてる人もいるわけですけど、本当に好きなのかというと

それが怪しい場合が多いわけで

まあ男女でも大して好きでもないのに結婚するとかザラですけど。

確率的に同性愛者は好きでもない人と付き合う確率を高めているんだと思います。

 

気の合うの人はほとんどいない

男でも女でもそうです。

すごく気の合う友達、大人になればなるほどできにくい。

みんな友達のハードルは割と高めなのに恋人のハードルは何故低めなんだ!

私の疑問です(笑)

いやいや、恋人になる人って大抵一緒にいる時間長いぜ。

なのに、色っぽさだけでどこまで許せるんだ。

そう考えるとすごいですよね。

まあね、外見とかね出て来ますからね。

 

とはいえ幸せは人それぞれ

私はどう考えても好きではない人とは一緒になれないので、好きな人をレズの中から探すのは諦めました。

希望は持っていますよ、もちろん。

好きになった人がたまたまレズだったと言う奇跡を信じたりはします。

もし好きになった人がノンケさんならそれはそれで頑張ると思います。

でも、人生はそれぞれ。

どんな道を選んでもいいと思う。

何が自分にとって大事か、年齢によっても違うしね。

その人の人生で得るべきものも違うだろうし。

 

なんて元もこもない話ですけど。

 

自分は何を欲しているのかをよく考える

これに尽きますよね。

私は。やはり自分の気持ちにはまだ抗えないから、今はまだ好きな人が自然に出てくるのを待っています。待ってもないけど、無理に出会おうとはしないと思う。

もう湧き上がる性欲とかはないので、平和に一緒にいたいと思える人と一緒にいたい。

自分が何の欲を満たしたいのか。

誰かと一緒にいて好きじゃなくても寂しくない方を選ぶのもいいだろうし

性欲を満たしたいのもいいだろう

別々に暮らしながらご飯だけ一緒に食べるのもいいだろうし

いろーんな形がありますからね。

自分に合ったスタイルがいいですよね。

とはいえ、望んでも手に入らないのは本当に苦しいけど。

 

でも、それはセクマイじゃなくても一緒。

 

誰もが手に入らず、入っても当たり前になる

これは人間の性ですなあ。

しょうがないけど。

今ある状態を全力で幸せと思い守れる人は本当に少ない。

母は強く幸せな人が多いっていうのは

子供を育てるっていう愛でしか成り立たない事柄を

数年かけてやってる感じと手に入れたものを守れる強さだと思います。

それでも本当に見返りの求めない愛なんてほとんどない。

それほどに人は強欲で

だから生きてるんだし。それでいい。

「私がもし男なら結婚できるのに」

って何回も思ったけど、きっと私は結婚してもその人を死ぬまで大切にはできないかもしれない。

もしくはできるからしなくていいのかもしれない。

人生は色々ですね。

手にないもので入りそうなものは、能天気に求めに行こう。

その時入らなさそうなものは苦しんでまで取りに行かなくてもタイミングが来たら手に入るかもしれないし、入らなくてもその代わりに手にしているものはたくさんあるはず。