TED で見るセクマイの話





私がだいすきなTEDという
色々な分野の人たちがプレゼンをする番組なんですけど
その中で
アイオ・ティレット・ライトさんの
『フィフティ・シェイズ・オブ・“ゲイ”』 

という動画が大好きです。

この人のこのプレゼンを見て私の中のセクに関するイメージがすごく変わりました。
YOUTUBEだと英語オンリーなので、アプリダウンロードすると日本語字幕付いています。

色々と面白い話をしてくれているけど
印象的なのは

人間にはセク以外に、もっとたくさんの要素があるでしょ?
ってこと。

これは実はこのブログのタイトルにも関係しているのですが
私が純正のレズだとして、でも私のその側面はそれでしかないってこと。

他には
・専門職である
・日本人である
・イギリスで生まれた
・母子家庭
・音楽が趣味
無宗教

といったようにセク以外のたくさんの要素があって
確かにセクってのは割と大事な要素かもしれないけど
たかがセクなんですよね。

逆に言うと、 よく同じセク同士で集まることも多いと思うけど
その中で人間的に仲良くなれる人
つまり自分と合うなって思う人が何人いるかっていったら
まあ、ほとんどいない(笑
そらそうですよね、人数少ないんだから。

ノンケの人たちのセクマイへの差別は よく言われるけど
逆に自分達もノンケと自分を区別してたりするし
それも一種の差別的な要素もあるわけです。 

恋愛で好きになったとしてもノンケだしなあ〜
とか思ってる。

さらに、 アイオ・ティレット・ライトさんは言うわけです。
純正なノンケ、純正な同性愛者を両端に置いた場合
その間にいるグレーゾーンな人たちはどう区分されるのか?と。

あなたは、ほとんど男性が好きだけど少しだけ女性が好きだから
10%くらいレズ?
とか区分するわけ?ってこと。
それもそれでまた自分達が完全な同性愛者であって、広く存在するバイセクシュアルの人と自分を区別してるわけですよね。
まあ、結局そんな区分なんて意味なくて
自分がどう感じてどう思うかってことが自分の人生で一番大事なんじゃないかと思いました。