キス・・・・

ん〜

やっちまった。
 
退職を決めて上司に言った後
話をしたいという元カノと食事に行きました。
 
別れて初めてくらい
楽しかった。

1軒目、くだらない話で盛り上がり
2軒目、いよいよ本題

退職の話から
これまでの自分たちの気持ちを
恐らくこれまでにないくらいに正直に話し合った。

彼女は私と親友になりたいと言ったけど
私は忘れたいと言った。
もう側で見てるのが辛い。
死ぬほど疲れたとも言いました。

なが〜〜〜〜〜〜〜〜い
沈黙の間彼女は大泣きしていました。
私は、あまり泣けませんでした。
いつもはよく喋る私なんですが
その時は彼女の話を聞くと決めていたので、あまり話さないようにしていました。

何を言い出すのか気になっていました。
大したことは言いませんでした(笑
予想通り。

何がしたいんだろうな〜
って思いながらも
これももうあと僅かだと思うと少し微笑ましい気持ちで泣いている彼女を見ていました。

「あなたのことを忘れたい」

と、深刻な話の内容なのに
私たちはどこかふざけあっていて
空気感は全く深刻ではありませんでした。

遅くなったので私はホテルで泊まって行くことにしました。
彼女はホテルまで送ってくれました。
入り口でどちらからともかくハグして

いけないいけない
と思いつつも、気がついたら猛烈なキスを交わしていました。

でもキスの直後私は大泣きしていました。
あまりに久しぶりで心地よくて
切ないキスでした。

ホテルに連れ込みそうになりましたが
そこは双方我慢をしました。
最後にもう一回熱いキスハグを交わし別れました。

そしてぐっすり眠りました。
次の日、私はなんだか気分が普通になっていました。
もちろん覚えていましたが、悲しくも嬉しくもない変な感情。
もちろん切なさはあるけど、もう期待もしてないし
あの時はそんな雰囲気でどちらからともなくキスをしたので
あれはあれで良かったのだと、、、そう思いました。

ただ、職場に着くと彼女はガン無視でしたけどね(笑

なんなん

まあ、でもそれに振り回されることもない。
なるべく気にせずに過ごしていこうと思います。

ただ、今回のことを通して
少なからず、彼女は何かをずっと我慢していて
私が消えることになった時
何かが緩んだんだとは思います。
私は正直いつも緩んでいるので
チャンスがあれば誰とでも可愛い子とはそうなる可能性はあるけど(笑
彼女は、そうではないんだろうし(知らんけど)

まだ好きでいてくれてるんだな
って思ったら
もうそれはそれでいいやってね。
純粋に嬉しく感じました。

一緒になれない切なさはある。
でもね200年に一度
風の時代ですよ。

ここで彼女によって吹かれた私への風は
きっと私を良い方向へ導い偉てくれるはずです。

あとは彼女が幸せになってほしいし
正直今だに一緒に幸せになりたい。
でも、きっと今の彼女がそれを選択できないのは
そういうタイミングではないからなんでしょうね。
悔しい、死ぬほど悔しいけど
それもまた人生。

でももう言いません
幸せになってね
は、絶対に言わない。

私は私をまず幸せにするから。