不潔だった自分

今日の話は嫌いな人には本当に申し訳ないし、自分でも消したい過去だったりします。
でも、それもまた人生。それはそれなりに自分の中の理由があったことだったし,消したい恥ずかしい過去ですが、それでも今の自分を作ってくれたと思うと後悔はしていません。

東京に来る前、仕事がすごく忙しくて恋もしていませんでした(芸能人にはしてましたが
わざわざそのようにして、自分に考える隙を与えたくなかったし、どうにか自分に自信をつけたい時期だったし、それは自分的に未来のために設定した期間でした。

私は自分でも分からないことがありました。
それは、私にとって「人を好きになる」=「sexの対象としか見ていないのではないか?」ということでした。
 現にそれまで、つきあったことは一度しかありませんでしたが、会うたびに煩悩にやられていて、正直彼女の話とかをあまり聞いていないような節もありました。
 
仕事がすごく忙しくて人を好きになる余裕も、誰かと付き合いたいと思うエネルギーもなかったのですが、性欲はやはり残っていました。
そこで,危険だとは思いながらサイトでセフレを探すことにしました。
結果として危険なことは全くありませんでした。

3回の出会いがありました。
皆良い人たちでした。

でも当然のことながら、好きではありません(お互い)
タイプでもありません。
でも、関係を持ちました。性欲は満たされました。
もしかして好きになるのか?と思いましたが、なれませんでした。
相手が悪いとかではありませんが、実はすごく苦手なタイプでした。
一人は性格が苦手,もう一人は見た目が苦手。
普通に出会っていたら確実に好きにならない感じ。
逃げようと思ったら逃げれる状況でしたが・・・逃げなかった。
何故かって、自分の性欲の限界を知りたかったからです。
幸いにも相手もそのつもりで来ている状況なのでその点の罪悪感はないわけで。
でも普通に考えて,不潔ですよねやってることが。
それでも自分の性欲の限界を知り,煩悩を取りたい気持ちもあったのかもしれません。
そして、好きでもない相手と関係を持った時の空しさも知りたかったのかもしれません。

予想通り、私の限界はあっさり来ました。
どうなったかと言うと、気持ち悪くなって、性欲が一時的になくなりました。
 あ〜人と関係を持つって、それまでの自分が思ってたほど大したことじゃない。
でも、好きでもないのに関係を持つと段々疲れてしまったわけで。
もうしばらくいいや。
と思うようになりました。
本当に好きな人を抱きたい!強く思うようになりました。
好きな人だからこそ、sexしたいんだ!
当たり前のこと。でもこうでもしないと気がつけなくて、多分それまでの経験が少なすぎたのでしょう。
30辺りにもなるのに、大事なことにようやく身をもって気がつけたのです。

失敗はあまりしません。すごく慎重なので・・・
でも、失敗の中に学べることがあることを理屈では分かっているのです。
だとしたら、敢えて失敗をするしかないのです。失敗というか経験というか。
でも、出会った子たちはいい子ばかりだったので幸運でしたね。
危ない目に遭わなくて本当によかった。ありがたや。