私が体をいじらないわけ

まあね、いまだにわからないわけですよ
自分のセク

セクっていうか

体?
性同一性障害なのかもしれない

体に違和感あるし
自分の体嫌いだし
できれば男の体になりたいし

これは性同一性障害

でも、もしそうだとしても私は体は変えません

その思いが薄いから性同一性障害ではないのかもしれない

まあ、とにかく変えません

理由はいくつかあります

体を変えて良いことって何かと考えた時に
あまりメリットを感じない

例えば体を変えて精子を出せるなら話は別
でも、それは無理

胸は無くなって欲しいけど
別に大多数の人に裸を見せるわけでもないし

女子便所に入るのは嫌だけど 
それも一瞬のことだし

ホルモン注射をしてヒゲとか生えたら良いけど
別になくてもいい

っていうかそんなことが私の人生に大きく影響するとは思えないわけで
そうしたからって、女性にモテるわけでもないし
逆に女だとわかった時のめんどくささとか嫌だし

とにかく与えられたものを変えることって
本当に良いのかと思うわけです
つまりその時に欲しいものをどうしても手に入れるってこと

例えば子供もそう
妊活とか正直反対です
ゲイやレズビアンが子供を持つのも反対

延命のための再生医療も反対

なんて書いたら
本当に反感を買いそうですね
不快な方はすみません

でも
どうしても手に入らないもの
入れられないものがある中で
それでも行きていくのが人生なのではないかと

手に入ったものでも
やがて手放していくのが人生
そうやって最期には全てを手放すわけで
何もかもなんて手に入らない
そらね、自分の望んだものだけが選択的に手に入ればすごいんですよ?

ある人は子供が欲しい
ある人は子供はいらないから若さが欲しい
ある人はお金が欲しい
ある人は名誉が欲しい
ある人は親が欲しい
ある人は永遠の命が欲しい

皆違うわけで
それが選択的にそれぞれに手に入ればすごいけど・・・
それもそれで面白くないですよね

自然に抗って無理に手に入れる
なんだか怖い

特に私はそうやって無理に手に入れて
大事にしていく自信もない

だって目の前にある多くの大切なものですら
十分に大切にできてない

だから
どうしても欲しい男性の体だとしても
体は変えません 

自分にだってどうしても手に入らないものがあってもいい