年の功は絶対ある

日本人の嫌いなもの

「加齢」

皆、大嫌いですよね。

わたしも嫌いですけど、そんなこと言ってたんじゃあ、生きてるだけで憂鬱なんで

無理やりにでも、良い所に気が付きたい。

色々考えてみました。

 

 

図太くなる

良くも悪くもありますけど、大方良いことが多い気がします。

と言っても、年とともに蓄積される精神不安定さってのも確かにあるけど、社会の中で生きていく分には大方図太くなる人が多いと思います。

例えば、小学生の頃に悩んでたことなんて、成人になったら悩みではなくなったりする。

今、小学校に戻ったとして周りで巻き起こるほとんどが、きっとどうでもいいことのように思えると思います。

それと同じで、社会人になりたての頃の悩みを中年になっても持ち続けることはほとんどない。

また新たに違う悩みは出てくるけど、中年になるとある程度の解決策やどう行動したらそれなりにうまく収まるか知ってるから、それだけでも随分図太くなるんだと思います。

社交的になれる

まあ、厳密にはテキトーに”あしらえる”ようになるって感じかな。

その場その場でなんとなくうまくやり過ごす技術を身につけるっていうか。

それに費やす精神力は減る気がする。

人を許容できるようになってくる

長く生きてる分、色々経験すると、悪いこともするし、失敗するし・・・って人が多いかと思います。好き嫌いは別として、自分の経験が増える分色々な人の気持ちもわかるし、人を許せるようになってくる。そして、少しずつ自分も許せるようになってくる。

実はこれが一番大事なのかもしれませんね。

無駄が減る

人生無駄はないんだろうけどね・・・

まあ、でも若い時ってエネルギーもあるし、優先順位つけられないから本当に無駄が多い。

わたしは完全にそうでした。明らかに人生の役たたない時間もありました。

それも、結果的に無駄ではなかったかもしれないけど、ん〜やっぱ無駄だったな(笑)

出待ちとか、今思うと何の役にも立たない。まあ、でもその瞬間はそれが生きがいだったし、アドレナリンが出てからいいのかな。

年取ると体力なくなるからね、生きるための無駄なことが省かれていき、本当に大事なものが残るって感じなのかな。

適応能力が高まる

最後にわたしの話ですけど、昔から運命的に?か知らんけど、あちこちにやられることが多くて、例えば同じ系列の店でも

今日はA店、明日はB店、さってはA店で、その次はC店ね、みたいな。

そのときはそれが嫌で、店舗によって微妙にやり方も違うし、気を使うし馴染めないし

みたいな感じだったんです。

でも、割とずっとそんな感じで、1週間の間に3つの微妙に違う仕事をしたり

場所がコロコロ変わったり。

あ、1つ言いますと、嫌われてたわけではないですよ?

どっちかっていうと、助けて〜的な所に助けにいく感じ何ですけど、わたしも別に有能なわけでもないしめっちゃ疲れるんですよ。

たまたま、家の場所の問題とかスケジュールの都合でそうなってたんです。

今は逆転現象です。完全に。

フリーで色々な場所に行ってる方が気分転換になる。

無駄に人々と深い関係にならずに済むし、昔とはまた違った景色ですね。

きっとこれは自分なりに色々経験させてもらえて、適応能力が多少高まったんだと思います。

自分でもびっくりするくらい新しい仕事も慣れるの早いです(笑)

年の功です。ありがたい。

 

とこんな感じで、きっと加齢はいいこともたくさんありますよ!